高学歴は1種の資格となり得る
京大の理系学生で、中学受験向けの予備校でアルバイトをしているスギゾーと申します。京都大学に通って勉強しつつ、小学生を教えていることで、教育を与える側受ける側の両方を日々体験しています。
今日は、学歴の強みについてお話しします。先日、学歴の効力は以前ほどなくなってきているというお話をしました。
終身雇用制度が崩壊し、高学歴=安定という価値観が消えつつあります。しかし、依然として高学歴であるということには、実生活においては大きなメリットがあると思います。
ちなみに自分は京都大学の工学部というゴリゴリの高学歴です笑。自分が実生活として実感するものとしては、具体的には以下の事柄が挙げられると思います。
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ハッタリが利く
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舐められづらい
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発言力が上がる
ひとつ目に関しては、高学歴だと初対面で切れ者だと勘違いしてもらえることです。自分はポンコツなので付き合いが進むにつれ徐々に化けの皮がはがれていくのですが、最初のうちは学歴のおかげで誤魔化せます笑。
ふたつ目に関しては文字通りで、舐められづらくなります。世の中には人をけなして自分を相対的に上げようとする人で溢れています。そういう人は大抵自分に激しいコンプレックスがあるので、学歴という普遍的な価値を提示することでおとなしくなることがあります。生きていくうえで不必要な雑音を減らす効果があると思います。
最後に関しては、同じことを言っていても高学歴の人の意見のほうがもっともらしく聞いてもらえるということです。要はワイドショーに出演している大学教授と同じ現象です。ショーンKの学歴詐称騒動の根底にあることでもありますが、学歴があれば傾聴してもらえる可能性は高まります。
ここで重要なことは、以上に挙げたいずれのメリットは、「医者」「弁護士」といった社会的に尊敬を集める資格を持っている人にも同様に見られるということです。つまり、「高学歴」は「努力できるという証明」という側面があるということです。もちろん単に高学歴というだけでは何も生みだしてはいないので偉くもなんともないのですが、人生を生きやすくなるということは保証できます。
それでは。