受験ライフハック

教育に携わる京大生の筆者が考える、受験にまつわるコツと幸せ

SNSの使い方に注意しよう【今すぐやめよう】

 京都の理系学生で、中学受験向けの予備校でアルバイトをしているスギゾーと申します。今回はSNSの使い方に関してお話しします。現代の受験生であればSNSを使っていない人のほうが少ないでしょう。友人やカリスマ講師などをフォローし、タイムラインで情報収集や交流をしている人が多いと思います。しかし結論から言うと、受験生はSNSを積極的に使う必要はありません。自分は高3の時はTwitterをしていなかったのですが、もししていたとすれば間違いなくマイナスの要因になっていたでしょう。理由としては以下のものが挙げられます。

  • SNS映え」で煽ってくる同級生がいる
  • マイナスな発信を見ることが避けられない
  • SNSからでしか得られない情報はほとんどない
  • SNSは麻薬である

 ひとつ目に関しては、いわゆるインスタ映え」を学業で仕掛けてくる輩がいるということです。みなさんの身の回りにも必ずいると思いますが、「自分数弱ですw」などと抜かしながら全国3位の成績表をアップしている奴などがそれに該当します。SNSは基本的には承認欲求を満たすツールなので、こと成績のように具体的な数字が絡む競争に関してはマウントの取り合いが勃発します。みなさんが勝つべきは本番の試験ひとつですので、狭い身内のコミュニティでマウントを取り合って消耗するのは無駄です。もちろん自分がアップする側になるのはもってのほかです。

 ふたつ目に関しては、「昨日1日Youtubeで溶かした...」といったような他人の負の情報が目に飛び込むというものです。このような情報に曝されると、自分では緊張感をもって勉強しようと思っていても無意識のうちに引きずられてしまいます。そもそも他人がサボってようと別に自分に関係はないのですから、そんなくだらない情報を見るのに時間を費やすぐらいならサンドウィッチマンのコント動画を見ましょう

 みっつめに関しては、特段SNSに張り付いていることで得られるメリットがないということです。Twitterを見ていると出題傾向や気の利いた解法などの情報が流れてくるかもしれませんが、それはすべて参考書に書いてあったり、先生に聞けば教えてくれますSNSは情報収集の場としてはあまりに不純物が多すぎるので、やらないに越したことはないと思います。

 最後に関しては先日記事にしたのですが、SNSはドラッグと同じ中毒作用をもつものとして設計されています。これはFacebookを創設したマークザッカーバーグが明言しています。

kuentex.hatenablog.com

 

中毒になってしまえばもはやドラッグとうまく付き合う方法はありません。アルコール依存症の人は数年間断断酒に成功していたとしても、ビール一杯飲んでしまえば逆戻りになるそうです。友人の動向などといった特段有益な情報が得られないメディアなので、SNSとはなるべく関わりを断つようにしましょう。

 それでは。