受験ライフハック

教育に携わる京大生の筆者が考える、受験にまつわるコツと幸せ

自粛期間をチャンスにしよう

 京大の理系学生で、中学受験向けの予備校でアルバイトをしているスギゾーと申します。今回は、今の外出自粛期間をチャンスにしようというお話です。新型コロナウイルスの流行で、外出制限を始めとして多くの社会活動を自粛しようという流れになっています。不便なことも多いとは思いますが、受験生にとってはこの時期をチャンスにもすることができます。理由としては以下が挙げられます。

  • 誘惑が少ない
  • 自分で勉強プランが組める
  • 授業に行かなくていい

 ひとつ目に関しては、「外に遊びに行く」という選択肢がないということです。受験勉強を送るうえで一番の誘惑は友人と遊ぶというところでしょう。しかし予備校の談話室でだらけている浪人生を見ればわかりますが、友人と遊ぶことは受験勉強の一番の大敵でもあります。現在は否応なしに一人にならざるを得ないので、この自粛期間をチャンスと捉えましょう。

 ふたつ目に関しては、学校に振り回されることなく自分で勉強のプランが組めるということです。勿論学校から課題はでていると思いますが、それさえ消化してしまえばあとは自由な時間がたくさんとれます。よく「受験生は夏で伸びる」という話があると思いますが、それは長期休暇で自分で勉強を進める時間があるからにほかなりません。

 みっつめに関しては文字通りで、授業を受ける必要がないということです。学力を高めるために一番必要なことはインプットではなくアウトプットです。演習を重視する授業は少ないため、授業を受けているだけでは学力は上がりません。この期間の一人の時間を活かして、問題集をたくさん解いて間違い直しをするだけで成績は伸びます。

 一刻も早い収束が待たれますが、同じ家に言える期間なのあればより有効に時間を使いましょう。

 それでは。