【まじめな人ほど陥りがち】やる気が出ないときの対処法【まずは何もするな】
京大の理系学生で、中学受験向けの予備校でアルバイトをしているスギゾーと申します。京都大学に通って勉強しつつ、小学生を教えていることで、教育を与える側受ける側の両方を日々体験しています。
-
まじめな人ほどやる気がなくなる
勉強をしていて、「何もやる気にならない」「何も手につかない」「そわそわ落ち着かない」ときが誰でもあると思います。勉強をしないといけないと思いつつもなんとなくやる気にならず、ぼんやりスマホを弄ってしまう時間があると思います。特に今はコロナ自粛の影響で、家で多くの時間を過ごすことが多いでしょうから、なおのことぼんやりしてしまいがちなのではないのでしょうか。
自分が思うに、まじめで完璧主義な人ほどこのような状態に陥るのではないでしょうか。そもそも勉強しないといけないと思っているからこそ、手につかなくて困る状況が発生します。また、完璧主義だからこそ目の前の勉強に手をつけづらくなってしまいます。
ですから、勉強が手につかないと悩んでいることはある意味立派なことなのです笑。
-
やる気がでない理由
やる気が出ない理由として、「何から手を付けていいかわからない」「気持ちが入らない」というものがあるでしょう。やらなきゃいけないと頭で思いつつも、なんとなく手が出ないという状態ですね。
また、「勉強なんてもううんざりや」と投げやりな気持ちになることも多いと思います。いっそもう今日は勉強なんてやめてスマホ漬けになってやろうと丸1日サボってしまうときの状態ですね。
-
やる気が出ないときの対処法
ではやる気が出ないときはどうすればいいのでしょうか。自分が考える対処法は以下の通りです。
1. まずは何もしない
勉強をしなければいけないという状況でも、まずは教科書から離れましょう。なんとなくダラダラサボっているのであれば、スマホの電源も落としてしまいましょう。本を読むのもやめて、まずは何もせず寝っ転がりましょう。
漠然と焦燥感に駆られて、なんとなくスマホを弄っていると結構頭の中が混乱していると思います。ですからまずは何もしないことで思考をリセットすることが重要です。心得のある人なら瞑想をしてみてもいいかもしれません。
2. 勉強をするとどんないいことがあるか考える
今やっていたことを全て放棄して寝っ転がったうえで、勉強をするメリットについて考えます。自分が思いつく範囲だと
ぐらいが挙げられます。非常に俗っぽく、「勉強するために大学に入るんじゃないのか?」と思われそうですが、「もっと勉強するために大学に行きたい」なんて思っても今目の前の勉強に手が付けやすくなるわけでもないですから、これぐらいで十分です笑。
3. 勉強をしないとどんな嫌なことがあるのか考える
次に、今この瞬間勉強をしないことでどんな嫌なことがあるかを考えます。例えば
-
浪人してまた1年勉強する羽目になる、学費もかさむ
-
就職で将来困る
-
受験に成功した同期を見るとモヤモヤした気持ちになる
-
親に顔向けしづらい
などが挙げられるでしょう。大学受験をすると決めた以上、自分なりに納得がいくように完遂しないと不完全燃焼感が一生つきまとうことになると思います。
4.小さな目標を決める
勉強をするメリット、勉強をサボるデメリットをひとしきり考えたなら、なんとなく勉強した方がいいような気がしてくると思いますが、まだ行動には移せていません。そこで次に考えるべきことは、まず自分が取り組めそうな非常に低いハードルを設定することです。例えば
-
英単語を5個覚える
-
過去問を1問だけ解く
-
電気陰性度の順番を一度だけ復唱する
ぐらいのごく簡単なものでいいです。要するに、なんとなく集中できなくて手が動かない状況をとにかく脱してしまえばいいわけです。「5時間勉強しよう」と思いつつサボっている人より、「この問題だけ解こう」と思って少しでも手を動かしている人のほうが偉いです。とにかくまず1問解くことをゴールにしましょう。
-
まとめ
まとめとしては、
モヤモヤした頭をリセット
→冷静に勉強した方がいい理由を考える
→きわめて簡単な作業に取り掛かってみる
という3ステップです。
勉強しないといけないと悩むよりは簡単な作業かと思うので、是非取り組んでみてください。
それでは