受験ライフハック

教育に携わる京大生の筆者が考える、受験にまつわるコツと幸せ

受験生が絶対に縁を切るべきヤバい奴 ②ヤバい奴とつるんだ末路

 京大の理系学生で、中学受験向けの予備校でアルバイトをしているスギゾーと申します。今回は以前の記事に続き、「受験生活において縁を切るべき人」と付き合いを続けると起こりうる結果についてお話しします。

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 受験生活において、自分の周辺にいると自分の足を引っ張るタイプの人の特徴については以前お話ししましたが、このような人が周囲にいることによる弊害としては以下のものが挙げられます。

  • 成績が低迷していても開き直る癖がつく
  • 時間の使い方が下手になる
  • 現実逃避に走るようになる

 ひとつ目に関しては、今の成績が志望校のレベルに達していなかったとしてももういいやと投げやりな気持ちになってしまいます受験生活の上で一番大切なことは安定した向上心ですから、これとは真逆の精神状態になってしまいます。

 ふたつ目に関しては、スキマ時間や通学時間などのちょっとした時間を有効活用したり、オンとオフの切り替えなどの、スマートな受験生活に必要な時間の使い方ができなくなるということです。例えば「ヤバい人」と一緒に毎朝投稿していたとすれば、電車の中で単語帳を開こうという心持にはならず、ダラダラスマホを見ながら時間を潰すことになるのは容易に想像がつくでしょう。また学校や予備校でも、勉強しているときでも話しかけてきたり、いちいちモチベーションを下げるような水差しを受けたりといったことが起きるでしょう。

 最後に関しては、「まあなんとかなるやろ」と行動の伴なっていない偽りの自信を思い込もうとする現実逃避のことです。普段勉強量の足りていない人に限って変な余裕が感じられるということは皆さん経験があると思います。自分ではしっかり危機感を持っているつもりでも、そのようなことを繰り返し口にしている人が身近にいるとつられてしまいます。

 以上挙げた三つの末路について、身近にこのような条件を満たしたグループが必ずいると思います。元来仲良くないのであれば絶対に関わってはいけませんし、仲の良い友人であっても勉強する間だけでも距離を取りましょう。

 それでは。