受験ライフハック

教育に携わる京大生の筆者が考える、受験にまつわるコツと幸せ

【経験談】優秀な生徒の特徴【とにかくトライしよう】

 京大の理系学生で、中学受験向けの予備校でアルバイトをしているスギゾーと申します。京都大学に通って勉強しつつ、小学生を教えていることで、教育を与える側受ける側の両方を日々体験しています。

 

 今回は、塾講師をしていて感じる優秀な生徒の特徴をお話ししします。小学生の生徒を教えていると、成績が優秀な生徒とまだ伸び悩んでいる生徒の2パターンを見る機会があります。もちろん、いわゆる「地頭」と呼ばれる才能の面は否めません。一応先生という立場で教えているはずの自分をも凌駕する、ウィットの利いた解法をとっさに出してくる生徒もいます笑。そのような生徒は頭の回転がとても速く、才能のある生徒だなと感心します。

 

 しかし、そのような才能面とは別に、問題への取り組み方に決定的な違いがあります。それはズバリ

 

とにかく手を動かしている

 

ということです。算数の問題を解いている姿を見ても、一心不乱に絶えず手を動かしています。これが何を意味するかというと、「失敗を恐れずにとにかくいろいろな解法を検討している」ということです。

 

 数学ができるようになるためには、まずいろいろな解法・アプローチを検討するというステップが必要です。自分は高校時代にいろいろな参考書を読み、この考え方を手に入れることができましたが、優秀な生徒は既に感覚的に身につけています。このような問題に対する取り組み方のベースにあるものとしては、まずはいろいろな解法がないか手を動かして模索するという習慣です。

 

 みなさんが問題を解く際に行き詰まりを感じたときは、自分がきちんと手を動かして粘り強く検討できているかを振り返ってみてください。

 

 それでは。