受験英語はゆくゆく役に立つ【TOEICを見据えて】
京大の理系学生で、中学受験向けの予備校でアルバイトをしているスギゾーと申します。今回は、受験英語がゆくゆく役に立つという話をします。受験勉強のモチベが下がる理由の一つとして「この勉強が将来何の役に立つのだろうか」」ということが挙げられると思います。例えば必死こいてイオン化傾向や電気陰性度の勉強をしていたりすると、どうせ使うことのない知識なんじゃないかと投げやりになってしまうと思います。
しかし英語に関しては、将来的にも絶対に役に立つと断言できます。理由としては以下のものが挙げられます。
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TOEICの勉強が楽になる
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海外で働くという選択肢を持つことができる
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英語は最もメジャーなスキルの一つである
ひとつ目に関しては、受験勉強で英語を頑張っておけばTOEICの学習がスムーズにできるということです。TOEICとは英語のコミュニケーション能力を測るテストであり、就職する際にそのスコアを問われることがあります。TOEICで高いスコアを取っておけば就職時に有利になることは一般的に知られており、グローバルな企業に就職するという選択肢を持つことができます。もちろんTOEICと大学受験の性質は違うので、受験英語の知識そのままでいいスコアがとれるとは限りませんが、将来を見据えた場合確実にメリットになるといえるでしょう。
ふたつ目に関してはそのままで、日本だけでなく海外で働くこともできるようになるということです。現代の日本は先進国の中では実はトップクラスに貧しく、物価が低い国として知られています(昼食が1000円弱でとれるというのが実はめちゃくちゃ安いらしい...)。終身雇用制度も崩壊しており、IT面に関してもテクノロジーの導入が遅れています。「金持ちになりたい」「自由に働きたい」と望むのであれば、日本という枠にとらわれないほうが成功の可能性が高いというのが現状です。自己防衛おじさんではないですが、「日本脱出」が現実味を帯びている時代と言えるでしょう笑。
最後に関しては、現代のグローバル社会において英語が要求される場面が極めて多く、英語力を生かした仕事が増えてきているということです。英語のスキルがあれば、それを活かすことで多くのビジネスチャンスがあると考えられます。「どんな人でも持っておいて確実に損はない」数少ないスキルと言えるでしょう。
英語に関してはこれらのことを念頭において、「大学受験後も使える勉強なんだ」と思ってもらえればモチベ向上につながるのではないでしょうか。
それでは。