受験ライフハック

教育に携わる京大生の筆者が考える、受験にまつわるコツと幸せ

「ムダ」な授業 ③ムダな授業に出会ってしまったとき

 前回に引き続き、今回はムダな授業に出会ってしまった時の対策についてお話ししようと思います。授業という学習形態にストレスや制約が存在する以上、有益な情報を得られないのであれば授業を受けることにはデメリットが大きいです。そこで、ムダな授業に足を引っ張られない方法を書きたいと思います。

  • 授業に行かない
  • 内職する(非推奨)
  • ボーっとする

 ひとつ目に関しては端的であり、大手予備校の授業を受けている方には有効な方法だと思います(小規模な予備校や個人指導で授業をボイコットすると目立つのでお勧めしません笑)。「お金を払っているから行かないと。。」と考えてはいけません。ただでさえお金を支払って失っているのに、実のない授業で気力も体力も時間も失う必要はありません。授業ではなく自習室に行って気楽に確実に進捗を生みましょう。

 ふたつ目に関しては、あまり行儀がよくないのでおすすめしません(自分は一切気にせずやっていましたが。。)。先日の記事でも書きましたが、内職を容認してくださる先生の授業であれば、自分のペースで勉強できるので内職を検討することはアリだと思います。ただし、内職を容認してくださる先生の授業は有益なことが多く、適用できる機会は少ないかもしれません笑。

 最後に関しては最終手段だと考えています。その授業時間は一切勉強する時間にはしないと腹を決め、頭を休ませる時間にするというのは一つの手だと思います。中途半端に勉強して勉強した気になるぐらいなら、キッパリ休んで自分を精神的に追い込む方がそのあとの勉強時間での集中力を高めることができます。授業が終わった後の自習のプランをたてたり、今現在の自分の学習状況を考え直す時間に使ってもいいと思います。

  この記事でお伝えしたいことは、「まじめに授業を受けさえすれば成績が上がる」という一般的な考えは嘘であるということです。すべての先生がまじめに授業に取り組んでいるとは限らないので、そういった先生に自分の学力を委ねるのは危険です。能動的に学習に取り組みましょう。

 それでは。